バイク歴2・GB250
22歳でUSに留学。現地でバイクのライセンスを取って、向こうでも乗っていました。
俺のいたカンザスはヘルメット不要。ゴーグル、グラサンなどでアイプロテクションさえしていればOKというルーズさ。友人から500ドルで譲ってもらったホンダシャドウ600でした。日本では見たことがない車種で、すげーコンパクトだし、パラツインエンジンだし、ミッドステップだし。今思えば変なバイク。
メットなしでさっとまたがって、髪をなびかせて走る気軽さと快感は今でも忘れられません。危ないけどね。
で、26歳で帰国して結婚して30で家を購入するまでの4年間はバイクなしの時間。この頃はなぜかバイクに対して無関心になってました。
が、いざ家を購入するとなるとバイクが置ける!再びバイク熱が猛烈に湧き上がってきました。家買うってことは落ち着くってことで、たぶん「それでも俺は自由人だー!」みたいな気持ちがバイクに向かったんだね。
ある時、帰省すると実家にGB250が置いてある。これは何?と聞くと、妹が数年前に突然バイクに乗ると言って購入したものの全く乗らず、放置状態になっているとのこと。
ガレージに保管してあったので外装はキレイなまま。じゃあ、これもらってもいい?と聞くと、あっさり、いいよ、だって。ラッキー。しっかし、数年も放置したままでエンジンかかるんかいな、と思ってセル回したら一発でかかるじゃん!さすがホンダ。世界のホンダ。
そのままGB250で高速を飛ばしてこっち持ってきました。
俺が本当にバイク好きになったのはこっからだね。GB250は本当に楽しかった。シングルエンジンの乗り味は最高。燃費もいいし、軽いし。バイクの楽しさをわからせてくれたいいバイク。
カスタムにのめりこんだのもこっから。セパハン入れてカフェにして。この時期初めて買ったカスタムバーニングは今でも記念にとってある。自分好みに仕上げたバイクに乗るという楽しみ。ハンドル一つ、ライト一つでまた違った雰囲気のバイクに変わるというおもしろさ。真のバイク人生はここからスタート。ただセパハンは長時間つらかった!手首がめちゃくちゃ痛くなる。その代わり、タンクに覆いかぶさるように前傾になって疾走する快感はカフェならではの魅力です。
ちなみにGB250、中低速ではシングルの鼓動が楽しめるように、高速では不快な振動がないように、とバランサーが設定されているらしい。うーん・・・なるほど。確かに高速になると振動が少なくなった気がする。それでも手はしびれたぞ。
とにかく、バイクの気軽さ、楽しさを味わうには最高のバイクです。
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